クマが冬眠から目覚めたように、我が家のような 山岳民族は、春の野山をいただくのが一番の楽しみ。
3月29日 あいにく 雪が降って20CM位積もってしまい真っ白になってしまいましたが、春の芽吹きはなんとも言えず。
3月27日の我が家の夕食の一品
とりあえず春一番の食い物はこれ
山人参をさっと茹でて 塩麹でいただく
人参と名がついていますが、根ではなく出てきた葉っぱと薹をいただきます。
なかなか根からは、抜けませんがたまに抜けると茶色ですが、根は人参の子供 ミニ人参のよう
このへんでも余り食べる人は、いなくなったのかもしれませんが、お袋が昔から 春になると家の裏にある山人参をほんの少し茹でただけで出していたので 春にはどうしても食べたくなって来る。
最近では自分で取ってきて妻に料理をしてもらって食べています。
何よりも、この辺ではそこら中に有り栽培しなくても勝手に生えているので手間いらず。
味は、セリをイメージしてもらえれば分かりやすい。セリが苦手な方は、無理っぽいかも。
醤油をかけて普段はいただくのですが、今回は自家製の塩麹で、いただきました。
誠に美味!!
もう一品 アザミの若芽
これも食べる人は、かなり少ないようだが 春一番に出てくる山菜?の一つ 比較的湿りっ気のあるところに生えていてどこにでも有る。
これも野生で、場所によって色々形態が違うが、ほぼどれでも食べられます。
こちらは、ほぼ味に癖がなく 万人向き
ほとんど食べようなんて考える人がいないせいか、稲の育苗用土の土を取りに行く途中で、道端に生えているのを毎年少しずつ取ってきては賞味
これも春の我家の定番の一つ
料理方法は、さっと茹でて醤油でとか 油炒めでいただく
左のコップの中は、甘酒ですよ。あくまでどぶろくでは有りませんからネ!!
(濾すのが、めんどくさいのでそのままいただく)
それと我が家の定番 アザミのくじら汁。
これも中身を変えて年中いただく定番の料理
両方ともその辺に生えているのを、採取するだけ「手間いらず」「金いらず」誠に経済的。
これから暖かくなってくると、次々に
いろいろな山菜が、次々に出てきますので大きな楽しみ。
これから食糧危機が来ようが、経済破綻が来ようが、食べ物には困らない山岳民族
おそらく 縄文の時代からこういったものを食べて、生きてきたわけだから、日本人の体にはこういったものが一番合っているはず。
食べ物は、買うものと思っている 都会にいる方には、わからない唯一の楽しみかも・・・
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