田植え 魚沼産コシヒカリ 密苗初挑戦
あんまり バカばっかり書いていないで 本業の話題を一つ
魚沼産コシヒカリ 田植え真っ盛り
魚沼では、田植えの時期を前から品質 食味維持のために田植えの時期を、遅らせようと必死の努力
その甲斐あってか 連休の田植えの様子はあんまりなくなって来て 今頃が田植えの最盛期
という事で、我が家の田植えの話題を 一つ
密苗初挑戦
今年始めて 密苗という技術に初挑戦しました。
要は、田植えをする育苗箱に 今までの種籾の播種量を かなり多く一箱に蒔いて 苗箱数を 大幅に削減しようと言う 技術
機械メーカー「ヤンマー」さんの提唱で、数年前から知ってはいましたが、今期初挑戦です。
おまけに露地プールで、やろうと思って、新規を2つ同時なもんで、不安もちょっぴり
4月17日播種
市販の播種期を、スプロケットを、変えて 毎時300枚播種するのを 400枚播種出来るように改造してあるので、密苗は乾モミ一箱300gという事で、播種量をある程度把握するために 催芽籾だったが300gを計って一箱手で試し蒔き 播種機を最大蒔けるようにセットしたが、その厚さには、撒けませんでした。
大体 見た感じ 種籾の厚さが、1割から2割落ち
そんなわけで まあ 見た感じ 乾もみ換算 220~230g程度の播種量と思われる。
催芽もみ300g
実際の播種量
上は足立区田植え体験用に今回初めてつくった 超薄まき苗
約 一箱 60g
中学生が直接手で扱うのを考慮して 化学合成農薬不使用 温湯消毒 微生物農薬 「タフブロック」「カスミン」 以外は使用しておりません。
今年は、5月14日が最初で 最後が6月4日 都合9校 結構長期間
足立区の中学生の皆さん お世話になります。
多分 鬼みたいに見えるかもしれませんが、心は お釈迦様大仏様? まあこれ以上のやさしい人間も居ませんのでよろしくお願いいたします。
出芽室
単管で組んだ出芽室に入れて4日間
熱源は、ボイラーからの熱い温湯(60°くらいかな)をチョロチョロと床にかけ流し。
プラス 電熱温水器
強力なファンで、空気循環
一応サーモはセットしているが 温度は 室内28°を目安
廻りを3重くらいに シートで囲い 裾周りを密閉するようにしているとこれで十分に行ける
前は ジェットヒーターをセットして たいていたがそれよりも調子がいい
夜中に 灯油の補給とか一切心配しなくて良くなった。
この室に 1回で最大入れると 2500枚くらいは出来る。
外形 6m✕4m✕2.5m
前面シルバーシートで、塞ぐ
露地プール育苗
左が密苗 右が 田植え体験用超うす蒔苗
ちょっと被覆を長くかけすぎたかもしれません。
が 今年は気温も暖かかったせいも有り 予想以上の順調な生育ぶりです。
いよいよ田植え 秋代掻き冬期湛水 密苗田植え
ちょっと排水が、間に合わず 5cm位水が溜まっていたのでゆっくりとしか田植えが出来なかったが、そのかわり活着は抜群
除草剤の効きもいいと思う。
アングルが違うのでちょっと分かりづらいが、昨年秋 豚糞を120kg位蒔いて その後代掻きあとは湛水状態を維持
肥料は 秋蒔いた豚糞で十分 追肥は、出穂45日前を目処に 有機質肥料を散布
指導機関とは、かなり違う栽培スタイルだが、もう定着している、自己流の技術
田植え時 肥料の追加もいらず 除草剤は一緒に散布するが ただ植えるだけなので、春作業はスムーズ
密苗で 1ha位植えたが、平均で 10a当たり11枚位で苗箱数が済んだ。 10a17~18枚と比べても かなりの削減
ただ 昔は、せんこう苗と言われて 良くない苗の見本の一つだったのだが、時代が変わると一つの変化で新技術とかになる辺りは、コスト優先になると見方も180°転換すると 実際やってみて思うこの頃
今年は雪消が早すぎたため 春 再代掻きをだいぶしなければいけなくなったので、ちょっと手間が多くなりました。
ちょっと一度にいろいろ書いたので疲れた
一つ一つ独立して書けば良いのだろうが、かなり詰め込みすぎ
最後に 昨日(5月16日)第2回目の田植え体験が終了
足立区第九中学校皆さん ご苦労さんでした。
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