TPP本当の姿 これからやってくる未来像 バラ色か地獄への一本道か?その2
アメリカも批准できないTPP協定の内容はこうだった!
前回の続きです
第一章 米国ではTPPを批准できない、各国の複雑な状況
- アメリカではすべての大統領候補が反対
- 連邦議会、各州議会も反対
- 国民の7割が反対
- 12カ国中8カ国の国民多数が反対
米国TPA法案。議論噴出で様々な修正要求。為替操作禁止条項、マレーシアを攻撃する人権規定、はたまた遺伝子組み換え表示や漁業補助金まで・・。もともと予測していたがそう簡単には通らない。参考までにTPA法案の審議過程。北海道新聞より。 pic.twitter.com/yiChGcsni4
— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) 2015年4月30日
TPP協定の合意文書によれば、署名から2年以内、2018年2月3日までに12カ国の内 6カ国、GDPの85%以上の国の批准が出来なければ、発行できない
安倍総理は、率先して批准しようとしている。
各国の国民が、TPP協定の真実の内容を知ったら、あまりの酷さに批准など到底出来なくなる。
安倍首相は米国議会でロビー活動
日本政府が米ロビイスト起用-TPA可決に向け議会に働き掛けブルームバーグ
日本政府が米国正解に対してのロビー活動にどれだけ金が使われたかは 闇の中
私見
日本ではもうTPP協定は もう既成事実のようになっているて 毎年米の消費量が、8万トンずつ現象が予想されている中 特に米国産米なんかは発行前から7万トンもの無関税輸入枠を決めてしまって 誰もこの矛盾に気づかないのだろうか?
未だにこの矛盾点を、ついた記事は、見たことがない。
第2章 日本の農業はTPPでどう変わる。
本題に入る前に アメリカの食料は「戦略物資」悪く言えば兵糧攻めにして言うことを聞かせる。
ヘンリー・キシンジャーはかつてこう語っています。
@pinkdragon1006 たしかにヘンリー・キッシンジャー博士は「石油をコントロールせよ、そうすれば諸国の政治経済を自在に操縦できる。食料をコントロールせよ、そうすれば人口を調節できる。」とはっきり言っていますね。
— 山本正樹 (@jackandtamiko) 2013年3月4日
「石油をコントロールせよ。そうすれば諸国の政治経済を自在にコントロールできる。食料をコントロールせよ。そうすれば人口をコントロールできる」
ここから本題
TPPが発行されると
- 農産物の直売所が禁止に
- 学校給食のザバ野菜の使用が禁止に
- 小規模農業禁止
- 在来種の種子や苗の保持・栽培・販売が禁止に
- 毎年大手アグリビジネス企業から 種子を買わなければならなくなる。
又余談
アメリカでは多くの州が。雨水の採取が違法
アメリカでは雨水を使用することさえ禁止している地域があります。
アメリカは自国の農業を崩壊させる!
本題
米国主導の交渉で日本は全麺譲歩
米国政府は農業者への直接支払いだけで毎年2兆円を支払っている 更に上乗せして年間2000億から3000億円の輸出補助金を付けて食料を各国へ輸出を、押し付けている。
これだけでもアメリカのわがままが 際立って見えるのだが。
これを見て 日本の農業者で怒らない人が、いるだろうか?
又 官僚は何を持ってTPP推進に突っ走っているのだろうか?
日本を代表する企業「トヨタ」なんか 5年間も税金を支払っていないにもかかわらずいまさら貿易立国でとでもごまかせると思っているのだろうか?
TPP協定でアメリカは、日本に「米韓FTA」以上のものを求める。
韓国の農協は 預貯金と保険 営農に3分割しなければならなくなった。
米韓FTAでは 「米は除外」と明記されているが、日本は「除外」が記載されていない。
重要5品目は 守ったと日本政府は説明しているが 大嘘
大筋合意の当日 農業団体などの業界 自民党与党の利害関係者を一同に集めて 祝賀会だそうだ。
TPP協定で日本の農業は 壊滅的な打撃を受ける。
農水省は2328品目に関税をかけて日本の農業の自給率を守ってきたのに その8割の関税を撤廃した。
著者 TPPで関税が撤廃された時の 国内農業の影響
鶏肉 990億円
鶏卵 1100億円
落花生 120億円
農林水産物合計 3000億円
の生産減
朝食の卵かけご飯が 食べられなくなる日は近い。
ミカンりんごなどの果樹農家は深刻な打撃を受ける。
日本の畜産業7割は廃業
砂糖 甜菜などの作物も危機的な状況に
韓国では廃業する農家に支援金を出しているが 日本政府は出さない 農家自然放置ならぬ 農家餓死政策
すべての農産物がいずれ関税撤廃になることに日本は合意 政府は国民を兵器で騙してきた。
米国は1~2兆円も農家に補助くんを支払い 更に輸出補助金を1兆円も支払い保護して 食料を誠意略物資にしている。
ベトナムは 年間3回米を収穫できる 更に人件費は日本の36分の1
カルフォルニア米で60kg 4000円 ベトナム米では 60kg 1000~2000円で輸入 日本での稲作は 無くなる。
日本の農地の7割は中山間地帯 全部消滅 安倍総理の「美しい国の日本」の意味は 日本全国廃墟だらけ 人間はいなくなって野生の楽園復帰
NAFTA(北米自由貿易協定)でメキシコの農業は壊滅した。
メキシコの主食とうもろこしが 現在米国産の遺伝子組み換えトウモロコシを950万トンも輸入 メキシコ農家は廃業 農村から流出した農業労働者は50万人を超える。
野の人間が、大挙アメリカに押しかけて アメリカ人の職を奪って アメリカ国内は失業者だらけ フードスタンプ(生活保護者)が今や5000万人超
これが今のアメリカの大統領選のトランプ旋風の根底 メキシコ都の間に万里の長城を個軸と言っている根根拠。
農産物の輸出額7000億円に 騙されたはならない 生鮮農産物は350億円に過ぎない。
これにはアルコール飲料 加工食品 水産物がほとんど
TPP協定が発行したら 自給率14%まで低下 日本国民は米国に生殺与奪の権利を握られてしまう そうなったら今以上に「なすがママ」 羊はまだ「メー」と言えるが ハイとしか言えなくなる オーノーとは絶対に言えない アメリカ様様
TPPで日本の漁業は号変わるか?
日本の水産業 関連産業の生産減少額は 5000億円を超える 雇用の喪失は1万3000人
港湾の整備 漁船の建造資金などの漁業補助金は禁止される
外資系水産会社も漁業権の入札が、出来るようになる。
ルールを定め大切に守ってきた日本の海も荒れ果ててしまいそうだ。
又長くなってしまった
後でもう少し読みやすくする予定です
次に続く
次回は 「食の安全」GMO(遺伝子組み換え)食品添加物 残留農薬 産地表示 の予定
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