農作業

農作業

10月16日でようやく 魚沼産コシヒカリの稲刈りが終了(というか止めた。)

今年は 9月10日から稲刈りを始めた。

稲刈り前から 天候に恵まれて 一時は9月中に稲刈りが終了するのではと思ったほど 順調に進んでは居たのですが・・・

条件不利な、ところで栽培しているとどうしても刈り取りが遅れる。

おそらく魚沼地域でも、最も遅い稲刈りではないかと 自慢ではないが、もう少しなんとかならないかと毎年思いながらの農作業です。

まあ 雇用は1人は居ますが、規模から言って容量オーバー気味の仕事量ではありますので、ある程度あきらめ的な部分もあります。

ましてコンバインがサブ的なのを含め5条刈り2台所有しているのですが、どちらも中古 事前にある程度は整備するんですが、どうしても作業中故障がつきもの 案の定台風15号が来る前に終了予定が、あと一枚を残して 故障 サブ機の部品待ちだったのが間に合わず、病院に直行 部品引取中に台風

そんなわけで 最後の一枚は 台風通過後

百姓再起動1年目 過去5~6年以来本格的に 稲作のウェイトをおいた1年でした。

高温過ぎて 米の品質がイマイチの状態と聞かれる中 幸いにして自己販売用の我が家の魚沼産コシヒカリは、全部1等米になりました 品質もまずまず

魚沼産コシヒカリ品質食味検査表

魚沼産コシヒカリ品質検査結果

JA北魚沼にて 持ち込み検査をしてもらいました。

出荷米を含め全部1等とはなりせんでしたが、まずは一安心 気象条件が極端な中 自分の信じている栽培方法・考え方に自身を持てました。

私の稲作の基本的な考え方実践方法 極力「減農薬・減化学肥料」稲に対して生存競争をさせないで、ワイルドに栽培

おそらく 稲作関係 作物関係 肥料関係 微生物関係の書籍でも数十冊は下らない。(雑誌・現代農業などの月刊誌は別)

その中で、一番参考になっているのが、現代農業の読者にはわかると思うが、しばらく前に話題になっていた「への字稲作」の原型と思われる「稲作の基本技術橋川 潮(著)

 

簡単に要約すると、稲に生存競争をさせない のびのびと育てる、稲の生育中期(穂首分化期・幼穂形成期)(今の公的機関では 昔はあったのだが 穂首分化期という言葉は消えた)に肥効を最大限に持っていく

今の栽培指導は、V字形の延長線上 とにかく見た目 植えたときはそこそこ青く 欠株がないように 人間心理としてどうしてもそうなるのは致し方ないのだが、作物にしてみれば植えた時からぎゅうぎゅう詰め 根を考えるとお互いが必死になって伸ばし合いすぐにいっぱいになって 一株5~6本も植えて有ると すぐに分けつ中干しで生育調節 あとは肥料が切れないよう必要なときに少しずつ分肥 化学肥料を入れているから根は、そう伸ばさなくても生育は順調 良い点は、人間の見た目だけ

異常気象とかの災害のせいばっかりにするのはどうかと思うのだが・・・

 

 

今の日本の教育制度が、押し詰め教育 個性は伸ばさない伸びようが無い 金太郎飴製造装置 悪く言えば メーとも泣かない羊さん製造所 

一部「上級国民」の子弟は、違うかもしれないが?

最近の囲碁・将棋の 中学生とかの躍進を見ていると 根本が間違っていると思うのはどうなんだろう。

大体 未来を背負う人材に対して 教育費をかけて教育ローン地獄に追い込むという今のシステムに対して 疑問に思う人は居ないのだろうか?

播種・育苗から魚沼産コシヒカリの収穫まで

体系的に記事にしようと思いましたが、広すぎて一晩や二晩では、記事をまとめられないので詳細は以降の記事で営業含めて書きます。

植物を 工業生産と同じようにしか考えていない皆さんへ

まずは 播種

播種後崔芽後の苗

今年から ハウス育苗は全面廃止 路地プール育苗に切り替えました。

この育苗後に代掻きをして 播種後2ヶ月の苗を育苗後に田植え 

植えた当座 45株 欠株だらけ (写真を取らなかったので 想像におまかせ)

下記は 8月13日の稲姿

9月25日の稲姿

畳にならずこの稲姿 しばらくぶりの快感 目指すはこの稲姿

こういう稲姿で 米を作れば、充実した米が取れて美味しくないわけは無いはずなのだが。

今の指導機関の農法は、ある意味 栄養失調の偏った米作りの栽培方法 作物とはそんな簡単では無いですよ。

品種改良とか 高温適応性とか必要かもしれませんがそれ以前に見直す部分はありませんか?

今の栽培指導から言うと 葉っぱが13枚が基準 葉っぱ15枚・16枚の栽培を目指すと 葉っぱ1枚に付き5日出穂が遅くなる・(天候によって単純計算はできませんが)

 

露地プール育苗 検索するとメーカーサイドの小難しい事が書いてあるので 躊躇していましたが実際にやってみると簡単明快 費用はかからず手間いらず この記事で全部入れ込もうと思いましたが、てまだかかるので次項以降に

これ以上農業者を減らさないために 稲作の新規参入のハードルを少しでも下げるお手伝いになればと思い 今まで自分が経験してきた事を踏まえ 安価で出芽苗 育苗苗を 販売予定 詳細を全面公開予定 お楽しみに!!

日本の農業は、大規模画一生産なんて地形ではありません。

食べ物も健康も お金で買えると思っている人は、こんなブログは関係ないですよね。

 

上記の稲姿を見ながら 再起動1年目 まずは上々と思いつつ・・・

今年の終盤間際の魚沼産コシヒカリの刈り取り

 

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