うつ撃退!ストレス社会を生き抜くには身近なミントが万能だった

現代では15人に1人が一生のうちに一度はうつ病にかかると言われていますが、自分では気付いていない、うつ病症候群の方も増加しています。また、特に恐ろしいのは、うつ病になり長期間に渡り薬を常用し続けている事です。気付いた時には、薬の罠から抜けだす事ができなくなってしまうことがあるんです。

でも実は、身体に負担をかけずに驚くほど簡単に、うつ気分を吹き飛ばす事ができるモノがあります。それは、“ミント”です。まさか、ミントがうつに効果的だとは思っていない方が多いのではないでしょうか?

それでは、ミントの驚くべき効果を、IFA認定世界アロマセラピストである筆者がご紹介します!

 

■ミントがストレスホルモンを抑える?

ストレスが多く溜まってくると、ストレスホルモンである、コルチゾールという物質が体内に分泌され始めます。この物質が多く分泌されると、心身に悪影響を及ぼし、うつ病の原因となります。

一度、大量に分泌されたストレスホルモンは、抑制する事が難しいのですが、このストレスホルモンを撃退してくれる方法があります。

それは、脳内のドーパミンという神経伝達物質を分泌させる事です。ドーパミンは集中力、やる気の精神機能を高め、人に快楽を感じさせてくれます。ドーパミンが分泌されている時は、ストレスホルモンである、コルチゾールは分泌されないのです。

実は、このドーパミンの濃度を簡単に増加させるには、驚く事にミントが効果的なのです。ペパーミントの中に入っているメントールという有効成分が、脳内のドーパミン濃度を増加させ、どんよりとしたうつの気分を緩和してくれるのです。

 

■ミントは片頭痛にも緊張性頭痛にも万能!?

うつ症状やうつ病患者のほとんどが、頭痛で悩まされています。頭痛には大きくわけて、片頭痛と緊張性頭痛があります。

アルバート・アインシュタイン医科大学の研究によると、片頭痛とうつ病は関連があり、うつ病患者は慢性片頭痛になるリスクが高い事も明らかになっています。

片頭痛とは、頭部の血管が拡張し、炎症を起こして痛みが発生するのが原因です。一般的には、血管の拡張を抑える為に冷やす事が効果的な方法です。

また、反対に、緊張性頭痛とは、緊張等で、頭部の血管が収縮する事で痛みを生じます。この場合は温めた方が効果的です。

実は、ペパーミントは、冷却と加温の両方の効果を同時に持ち、痛みを鎮める鎮静効果がとても高いのです。頭痛で悩まされている方は、「ペパーミントが万能薬だ」という事をぜひ覚えておいて下さいね。

 

■うつ病の一因である「腸の不調」にもミントを

うつ病の主な原因は、セロトニンというリラックスさせてくれる神経伝達物質が不足している事です。実はこのセロトニンは、アメリカのコロンビア大学医学部の研究により、95%は腸で作られている事が明らかになりました。

つまり、便秘や下痢、過敏性腸症候群といった腸の不調があると、セロトニンの分泌に悪影響を及ぼし、うつ病になりやすいという事です。

カナダのマクマスター大学の研究で「ペパーミントは過敏性腸候症群に効果がある」といった結果もでている通り、胃腸の痙攣、消化液の胆汁の分泌を促進させ、胃腸の機能を高めてくれます。うつ症状で胃腸の不調がある方は、ミントティーを飲んだり、ペパーミント精油が配合されたオイルで腹部をマッサージしてみて下さい。

 

いかがでしたか? 寒くて引きこもりがちな季節ですが、ミントを活用してココロもカラダもスッキリして、うつ気分を吹き飛ばしてくださいね!

 

【画像】

Chiot’s Run

http://wooris.jp/archives/66595

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