光合成細菌成分による最新の放射能除去技術!3日間で最大90%の放射性物質(Cs・Srなど)を除去!その他の重金属も吸着可能!
転載:真実を探すブログ
読者の方から大変興味深い情報を頂いたのご紹介します。光合成細菌(光合成を行う真正細菌の総称)の中でも活性が優れている「ロドバクター・スフェロイド」を利用した次世代の放射能除去技術を、広島国際学院大学の佐々木健教授が発見したとのことです。
あくまでも、基礎実験などで効果が認められただけなので、大量生産に備えた研究開発は遥か先の話になります。
この除去技術は簡単に言ってしまうと、光合成細菌が持っている「重金属イオン吸着能力」を使って、放射能などの物質を集めて除去する技術です。私も詳しいことはよく分からないのですが、広島国際学院大学に設置されている「バイオ放射能研究所」で行われた実験調査によると、光合成細菌をビーズ状に丸めて固め、放射能に汚染されたヘドロの中に入れると、3日間で最大90%の放射性物質を除去することが出来たようです。
光合成細菌は環境にも優しいため、大量に生産することが出来るようになれば、東日本の放射能問題を解決するための手段となるでしょう。
ただ、この技術に取り組んでいる佐々木健教授はさまざまな悪状況がつづいており、実際に福島などで使用する段階に持っていくのが非常に難しいようです。
以下、読者から頂いたメールの紹介。
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私は50歳の開業医で、この年になり今後の世代になにか貢献したいと考えてこの10月から行動を開始しました。
以前から気になっていた除染についてですが、私のいままでの情報や知識をすべて納得できるものは光合成細菌によるものしかありません。
この細菌による除染技術を開発している佐々木健教授に面会して現況を聞いてきました。
端的にいいますと、 この技術は間違いなく除染しております(移染でない)。
ただし情報がうまく伝わっていないようです(いろいろな問題があるようです)。
論文にされておられ公開されています。
http://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8903/8903_tokushu_1%281%29.pdf
この技術をさらに実用化したものがあります。
現物を少しわけていただきました。
こげ茶色の寒天の玉(1cm位の直径)といったイメージのものです。
これに吸着できるので、燃やせば体積は極端に小さくなります。
http://meisui-bio.net/pdf/PHB%20beads%20.pdf
これらの情報を政治的な力がないためか抹消されつつあるようです。
それと献身的に研究されていますが、 現時点でさまざまな問題が山積されているようで遅々として進まない状況のようです。このような有能な人に皆様がであえればと思いメールしました。
ご多忙のところ申し訳ないのですがよろしくお願いいたします。
p.s. わたくしは来週木曜日も訪問する予定です。
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☆トンタンク屋外実証実験による光合成細菌を用いた Cs, Sr の同時除去
URL http://meisui-bio.net/pdf/PHB%20beads%20.pdf
引用:
光合成細菌の中でも活性が優れているロドバクター・スフェロイドは、マイナス電荷を帯びた粘着物質を放出して、体の表面に放射性物質を磁石のように引き寄せる性質を持っています。 広島国際学院大学佐々木健教授らは独自の技術を用いて、この光合成細菌をビーズ状に丸めて固め、放射能汚染ヘドロ中に浸漬すると、3日間で最大90%の放射性物質除去を確認しております。バイオ技術を用いているため大幅減容が比較的容易なことから、中間処理等も低コストかつ効果的に行光合成細菌ビーズ うことが可能です。
光合成細菌の重金属イオン吸着能力は高く、1 トンの水に含まれる Cs・Sr を速やかに吸着・除去していることが実証試験で確認されております。 使用後の光合成細菌ビーズは脱水乾燥・焼却により量を1/100以下に減容可能です。焼却時に放射性物質は拡散しません。
お問い合わせ:
有限会社 名水バイオ研究所 〒739-0321 広島県広島市安芸区中野6丁目20-1 広島国際学院大学地域連携センター内
Tel : 082-820-2680 Fax : 082-820-2680
E-mail : sasaki259@live.jp
:引用終了
☆論文 光合成細菌成分による放射性核種の除去と海水の浄化
URL http://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8903/8903_tokushu_1%281%29.pdf
☆バイオ放射能研究所
URL http://biohotlab.com/sasakiken.html
引用:
ごあいさつ
東日本大震災による福島原発事故を目の当たりにし、放射能汚染の深刻さに心を痛めております。
ヒロシマの学者・技術者として放射線被害の対策にお役にたてれば、これに勝る光栄はありません。
私共の開発した技術は低コストで安全になおかつ高効率に放射性物質を除染することが可能で、福島の方々や、日本に光を灯すニュースであると確信しています。
バイオ技術は薬剤とちがって農地や水にも優しく、常温で使えるので広い範囲で応用できます。
光合成細菌(PSB)は、農業や養殖等、食料生産の分野でも古くから実績のある技術で、人や他の生き物、環境にも安全であることがすでに確認されています。
また、この光合成細菌は特殊な条件でしか増殖できず、私の開発したPSBビーズの中でしか生きられない為、拡散や変異等の可能性もありません。
実用化の為の実証実験も成功しており、現在試験的に販売を開始しております。
大規模な設備があれば光合成細菌を大量増殖できるので、さらなる低コスト化が可能です。
今の所、1メートル四方の面積を10万円程度で除染可能ですが、将来的にはかなり安価に提供できると見ています。
また、放射能を吸着したPSBビーズの取り扱いについても、科学者・技術者の使命としてその回収まで責任を負うべきと考えており、さらに研究を続けています。
元々この研究は、放射能に汚染された地球を救うべく、放射能除去装置コスモクリーナーを手に入れる為、 宇宙の彼方イスカンダルを目指した宇宙戦艦ヤマトのストーリーになぞらえ、イスカンダルプロジェクトと私が勝手に呼んでいました。(私は松本零士さんの大ファンです)
この研究を始めた10年前は、原発の安全性に疑問を持つ人などなく、誰も注目することのない研究でしたのでよかったのですが、 現実には著作権等の問題もあるため、非常に残念ですがこの研究をササケンプロジェクトと改名し、放射能除去の技術をササケンクリーナーと名付けました。
現在、放射能性物質の取り扱いは法律で規制されているため、放射能吸着後の処理について、法整備等の課題が残っている状況です。
私は一介の技術者であり、現地に行って除染活動するにも限界があります。
法律の専門家でもなければ、体系的に除染の体制を整える事にも素人ですので、皆様の協力を必要としています。
現実的には環境省の除染マニュアルに採用され、除染業者や自治体にササケンクリーナーを使用して頂けるのが理想です。(現行の除染方法は水で流しているだけなので、除染とはいえません)
そのためには実績が必要ですので、除染に携わる方に使用してもらい、その効果をご自身で確かめて頂きたいのです。
ササケンクリーナーを大量生産する為には大規模な設備が必要ですが、私には資金がありません。
ニュースになった1億円の助成金も、使用用途が厳しく細分化されており、設備建設等に使用できません。
また、私は一切金銭的な利益を目的としていません。
ササケンクリーナーの売り上げは、さらなる低コスト化や、放射能吸着後の処理の為の研究費に使い、残りは全て大震災の義援金として寄付するつもりです。
これを言うと、協力を申し出てくれた企業は去って行き、ササケンプロジェクトは暗礁に乗り上げています。
私の理念に賛同して下さる方の支援、寄付は喜んでお受けします。
また、公的機関の支援と活動にも期待しています。
皆様のご協力を以て、一日も早く、福島で普及さたいと願う日々であります。
放射能汚染におびえることなく
お年寄りもこどもも動物も植物も、 みんなが笑顔で暮らせる日本を取り戻しましょう。
2012年12月1日
佐々木 健
バイオ技術を活用した放射性物質の除去のメカニズム
①光合成細菌を使って泥の中の放射性セシウムを回収する。
②光合成細菌の表面に放射性物質を磁石のように引き寄せる性質があり、プラス電気のセシウムを吸着する。
③細菌はカリウムを取り込んで生きるが、取り込まれる際に似たような動きをするセシウムも吸収したとみられる。
④光合成細菌の重金属イオン吸着能力は高く、1トンの水に含まれるCs・Srを速やかに吸着・除去している。
⑤細菌を混ぜた粒状物質は、乾燥して焼却すると容量は75分の1、重さは100分の1に減る。
セシウムは温度640度でガス化し拡散するが、500度以下なら拡散しない。
ササケンプロジェクトのメリット
・常温常圧で、現地で除去作業ができる。
・汚染された土壌にも使える技術
・安全で低コストでなおかつ高効率に放射性物質を除染できる。
・使用後の光合成細菌ビーズは1/100以下に減容でき、焼却時に放射性物質は拡散しません。
・中間保管場所が少なくてすむ画期的な技術
福島での実験内容
2012年9月に福島市内で採取したヘドロでの実験では、セシウムを約90%除染することに成功。
福島市内の公立学校のプールからヘドロを採取し現地で実験。
細菌90グラムをアルギン酸などに混ぜた粒状物質をビー玉大にし、濃縮したヘドロ50リットルに投入。
3日間の放射線量を計測した結果、実験開始前に毎時12.04~14.54マイクロシーベルトだった放射線量は同2.6~4.1マイクロシーベルトまで減少した。
実験中、プール周辺では福島第1原発事故の影響で同1.2マイクロシーベルトの放射線量が測定されていたが、差し引くと最大89.4%の除去に成功した。