人類の未来についての考察

人類の未来についての考察 An Insight into the Future of Man on Earth

今日に至るまで科学界は磁気と重力の場は創造物へと変換するというコンセプトを理解していませんでした。そのため、様々な磁場と重力場の電荷の増減や相互作用-私たちはこれをマグラヴス(Magravs) 強度と呼びます-が物質を創造するという自然のプロセスに対して、20世紀の終わりから21世紀の始めにかけて、「神の粒子」という無意味なフレーズが生み出されました。この相互作用により人は聴覚や視覚を通して物理的な認知が出来、地球環境では人間の細胞中のアミノ酸中のマグラヴス強度がそれを担っています。

何世紀も前の科学者たちが地球を宇宙の中心だと勘違いをしたように、陽子のプラズマ中に初めて確認された物質は、誤った認識の基に「神の粒子」と名付けられました。

彼らの新しい幻想的な原理によると、人の身体や、地球、そして太陽も、それ自体が可視でき、認知可脳な物質の状態を現す、神の粒子の一部であり得る、ただ大きな規模の場と物質内容を含むものである、というのです。

人が過去の誤解や間違いから学ぶのには長い年月がかかるのは残念なことです。人は自分の抱いた幻想におぼれ、時代の狭心的な人々がその研究課題に興味を抱くに至るまで、誤った考えを推し進めていく習性があります。とはいえ徐々に科学的な試行と発見により、過去の思考は彼自身の創造物への理解力の欠如による間違いだったと気付くのです。

人は知的に成長し、過去何世紀かに渡り技術世界がが発展してくると、その環境や周りの人々の行動を記録するようになりました。まずは洞窟の壁に、そして動物の毛皮、布や紙、近年では録音や、フィルム、テープへの録画、そして最近ではマイクロチップに記録を残します。

ですから、現在の人よりも技術的、知的に更に発達した宇宙の生命体が、過去何世紀にも渡ってこの星の観察者、または傍観者となり、何百万年のこの星の出来事や人の行動を記録していたという事は容易に理解できるでしょう。そして近い将来、これらの記録はすべて地球に住む人々に録画再生されます。

その時になって、地球のいわゆる指導者たちは、何千年も間にこの星で起きた最も重要な出来事とその結果は、後に公開されるために、観察者によって記録されていた事に気が付くでしょう。そして、いわゆる地球の権力者たちが、彼ら自身とその同胞に何をして来たかが今の時代の人々に公開されます。

同時に何世紀にも渡る人間という種族の野蛮な振る舞いは、今日地上で、世界中にニュースが放映されるように、宇宙に存在する生命体により宇宙で広く放映されて来ました。

但しこれらの観測者により記された地球の記録はより詳細です。いわゆる権力者と呼ばれる者たちの行いだけでなく、誤った行動に至る衝動や思いまで含みます。

人が過去何世紀かの間に成した、科学的な発展と人道的な向上は、宇宙に存在する生命体が目撃し記録してますし、過去の殆どの犯罪的行為も同じ知的生命体が記録しています。彼らはこの星に近づき、微々たる存在である人間の虚栄心も記録してきました。

観測者は、人の他者に対する不正行為、僅かな土地や無意味な地上の物質的な豊かさのために戦争を起こし武器を用いて争うのを記録してます。

科学者がジャングルの野生動物を、自然の生態を損なわずに観測するように、宇宙からの訪問者も、人がどの様に戦争やごまかしや窃盗によって、人の命や国土を奪って来たか記録しました。

彼らはこの星の全ての歴史と自然災害を記録し、宇宙という海洋に浮かぶ小さな島、地球の人の暮らしは何世紀にも渡って再生されて来ました。

この星の暴力の記録は、全て宇宙で公開され、人は地球のすべての創造物中、野生動物の代表として映されています。

過去と現在のリーダー達、いわゆる国の統治者、宗教の指導者は、世界平和を掲げ、ある国や宗教の振興その他を装った、彼らの非人道的な行為、心得違いの意識や思考が、まさか記録されていると思ったことがあるでしょうか?

世界中の国や宗教の指導者の記録が、間もなくこの星の全ての人々の前で再生され、彼らはその偽善的な振る舞いや意図による卑劣な行為を恥じ入ることになります。

彼らの真の姿が人類に公開されれば、彼らはペテン師として相手にされなくなり、鳩の振りを装ったハゲ鷲のような犯罪行為に判決が下されるでしょう。

人間は理解が乏しかったゆえに過ちを犯し、創造という領域における人間とその魂の成長を誤った方向に導き、人類はそれを継承して来た、という事を知るようになるでしょう。

それと同時、この記録が明らかにされれば、真に平和を求め、宇宙共同体との融合を望む人々の行動が阻止されることはなくなるでしょう。

間もなく人は、この宇宙の他の生命が記録して来た、この星の過去の出来事を知ることになります。

この小さな星の他の地域で人種や宗教の違いで争い、地上の無意味な砂を求め、物的な欲のために同胞を顧みない様が、テレビのスクリーンで映し出されるように、事実はすべて物理的に記録されています。これらが全ての人々に公開されれば、現在と過去の地球の指導者たちは物的証拠を突きつけられ、説明を迫られるでしょう。

実際は指導者たちと同様に、人は皆ジャングルの野生動物の如く振る舞い、欲が深く他人を利用しています。今日ではいわゆるマスメディアが、毎日戦争や衝突のニュースを伝えていますが、この同じ野蛮な動物的振る舞いが、他の知的生命体によって宇宙でも報道されているとは知らずにいます。

誠実な人が同胞に対する暴力や乱暴な行為を避けるように、また、まともな人が道端の酔っ払いやケンかを売っているような族を遠ざけ、受け入れ難い行為に関りあうことを避けるように、宇宙共同体も、宇宙の野生の動物として人間という種族を尊重し、今まで関ることを避けて来ました。ただ過去のある特別の場合を除いて。

今まではこうでした。でもこれからは新しいテクノロジーの公開と共に状況が変わります。普通の人であれ、国や宗教のいわゆる指導者であれ、すべての行いが野生の生き物の行動として記録され、報道され、全宇宙に公開されていたことを知れば、賢明な人なら、何故人は単純にこの宇宙でただ唯一の生き物だ、という思い違いをしてしまったのか解るでしょう。これが科学界がいくら宇宙で他の生命を探しても見つけられなかった理由です。宇宙の共同体は、その動物的な振る舞い故、人に近づくことを避けて来たのです。

人の思いや行動は、すべて宇宙の他の生命によって記録されていたということを知ったら、人は振る舞いをどう変えるでしょうか?その時点で、道徳観のある人なら、地球の指導者たちが、僅かで無意味な利益のために、いかに他の人々を陥れ、苦しめて来たかがわかるでしょう。この地球上の人々の今の現状では真の指導者とは砂金のようなものです。

人間として生まれてきたということは何て嘆かわしいことでしょう。これが著者の叫びであり、この星の今と未来の真に平和を求める人々の叫びです。

彼らの空の頭蓋中の罪の脳波や、同胞を裏切るような犯罪行為は記録され、まさか彼らの想像も出来ない程すぐに公開されるとは、今だかつて疑ったことも無く、偽りの優雅な生活をそのまま続けているのです。何と嘆かわしい事でしょう。

人の本当の歴史はしかるべき時に、宇宙空間を旅する者たちによって、未来の世代のすべての人々に生で公開されます。その時、地球に住む人々やいわゆる指導者たちは、この星の種族を誇りに思うでしょうか?

人がその思い、振る舞い、行動において成長し、地球が平和な共同体となるだけでなく、宇宙で既に存在している平穏な共同体に加わるまであとどれくらい要するのかと思うと悲しくなります。


M T Keshe

引用元庶民の見方

科学者の身分<

あまりにもたくさんの科学者たちが、彼らの研究と、国や人類のために科学の発展に貢献したことで、政治的あるいは金 銭的な目的で、組織の指令や、いわゆる実力者、国、宗教その他の指導者の権力下で、沈黙させられ、傷を受け、消息を絶ち、または生まれた国から追放される か、刑務所に入れられ、拷問を受け、殺されてさえいます。
これらの非人道的な科学者に対する迫害はその家族や人類に苦痛を与える残忍で許されざる行為で す。
指導者と呼ばれる者たちの取るに足らない権力は、科学者たちが伝える真実のように長く続かず、一時の見せ掛けだけのものです。科学者たちに対する彼らの犯罪行為を、地球の塵のような指導者たちは恥じ入ることになります。
こ れらの権力者とその従事者による科学者に対する行為は、創造物のあらゆるレベルで最も凶悪な犯罪で、このような残忍な迫害行為は、過去と未来における宗教 的預言者殺害にも勝るとも劣らない行為です。
いわゆる政府、宗教、金融、科学団体に支えられた、いわゆる指導者と誤った任務を遂行した従事者らの魂の行く 末とはどのようなものでしょうか?
科学者の団体が鳩のように一塊になり、世界の指導者たちがハゲ鷲のように弱いものを食い物にするなら、 科学者たちに対して犯罪を犯した強欲な人間や指導者とその仲間たちの運命は、指導者の振りをした小人の魂が永遠に住み着く、宇宙で最も低レベルの片隅に永 遠に追放されることでしょう。
彼らの子孫についても同じことが言えます。
彼らの魂は、発展も喜びも決して見出せない宇宙で最も暗い場所に 追いやられます。これらの指導者と、故意に過ちを誘導した祖先の財産を受け継いだ子孫の魂は、すべて人の魂の底辺中の底辺のレベル、創造物の世界の全領域 の中で底の最も底のレベルに永遠に留まることになるでしょう。
科学者による新しい科学の進歩と知識の公開は創造物の全ての領域における命 を発展させるもので、犯罪を犯した者や犯そうとしている者は、その進歩を妨げるという事に気づいてください。
 科学者は知識と社会構造、人間の物理的発展 のための神の使者に他ならないのです。真の科学者の身分は、神の目には宗教という旗印の元の預言者の魂に等しいものです。
ですから、使者である科学者に対する犯罪は、宗教上の神の預言者に対する犯罪と同じことです。
地 球上のある文明社会が何世紀にも渡って、歴史的に停滞状態に陥っているのは、ある国や人種は魂の使者を、他は知識の使者を裏切った当然の結果です。
これら の使者には、現在と未来における人間の生活の発展、この地球と宇宙における人間の肉体と魂の発達のため、という(預言者と)同等の身分と使命があります。
科 学の使者と、過去未来の魂と宗教の使者を同等の身分とし、未来の預言者としてこれからは両者は共存するべきです。
両者の知識の領域は、現在の共存の法則に 従う肉体と魂のように調和してなければいけません。
そうすれば、とても近い将来、人間という種族は宇宙共同体に加わり、人間がこの宇宙のすべての美とその 創造物と共に確立された、宇宙共同体との調和を堪能することが出来るのです。
M T Keshe
イランの原子物理学者
ケッシュ財団創設者

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