シオン長老の議定書
.amazon.co.jp 「シオン長老の議定書」 書評より
20世紀始めに帝政ロシアの情報機関によってフランスから入手され、ロシア語で翻訳出版され、陸軍の日本人将校により翻訳され、
日本に紹介された歴史を持つ一冊。
この本については、偽書説や偽造書などの数多くの見解が入り乱れ、毀誉褒貶の絶えない問題図書でもある。
しかも、本書の解説によると、歴史上この書を発禁としていた国も存在し、
1917年のロシア革命時にはこの書の所持のみで「死刑」となったというから本当に驚きである。
気になる内容についてだが、いかにユダヤ民族が非ユダヤ(本書の記述ではゴイム)を統治するかについて、
ユダヤ民族秘伝(?)の手法を大胆に述べている。
その中身は教育、経済、家族制度、政治機構、娯楽から報道関係についてまで幅広く網羅し、
実に巧みな統治制度がこの書で提示されている。
読後感として、ユダヤの指針に関し、現代の世界を取り巻く環境(当然、日本も含む)と符合する箇所があまりにも多く、
果たして本当に100年前に書かれたものなのかと疑いたくなった。
それくらい現代と奇妙な符合が多いのである(具体的には、本書の中で、経済・マスコミ・娯楽産業を支配せよとあるが、それらの産業はアメリカではユダヤ人ががっちり抑えている)。
この書が偽書であろうが、何であろうが、この書は読む価値がある。自信を持って太鼓判を押して推薦したい一冊である。
以下はここからお借りしました。シオン長老の議定書